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2022.12.18

介護タクシー許可

介護タクシー許可の基礎知識

介護タクシーに運転代行用メーターはNG!

介護タクシーを開業するに当たりタクシーメーターをどのように調達しようかと考えた際、最近ではネットで探す方が増えているようです。

勿論、これはこれで構いませんが、その情報の少なさから誤ったメーターを掴んでしまっている方も多いようですがこれはいけません。

そこで今回は、介護タクシーのメーターとして適法に使用ができる種類や定期的な検査について解説してみたいと思います。

 

【この記事は私たちが書いています~行政書士法人day1~】

介護タクシー許可申請に関連する手続の実績が極めて豊富な行政書士法人です!

  • 介護タクシー許可の新規許可や変更認可など手続実績が超多数
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数多くのご縁とチャンスをいただいたこの実績こそが私たちが自信を持って提供するノウハウであり商品です。

本気で介護タクシー許可の取得や開業後の継続的な維持を考えるのであれば、介護タクシー許可申請の実績や経験が豊富な私たちにおまかせください。

 

必ずタクシー用のメーターを使用する

タクシーメーターを製造又は販売している会社は全国に17社あります。(令和4年12月現在)

これが多いのか少ないのかの判断は人によりけりと思いますが、私たちの感覚では少ないと感じています。

これ故に普段から「馴染みのメーター店」が存在する方はかなり少数派であり、ネットの情報やECサイトを頼りに見積書の発行請求や購入をすることが増えているようです。

しかし、インターネット上にて販売がされているメーターの種類を確認すると、

  1. タクシー用のメーター
  2. 運転代行用のメーター

勿論、悪意のある表記がされているわけではないのですが、非常にわかりづらい表記が目立ち、タクシーや運転代行のどちらにも使用ができるとミスリードを受けてしまいそうなものが目立ちました。

これら言うまでもなく、タクシーに使用が可能となっているのは「1」のメーターのみであり、運転代行用メーターでは代用できませんので注意しましょう。

 

何故、代行用メーターではNGなのか?~タクシーメーターの装置検査~

意外とご存じない方も多いのですがタクシーに使用するメーターは、車両に設置し配線等の全てが整いメーターとして稼働させることが可能となった状態にて、その精度を確認するための装置検査を受検しなくてはなりません

そしてこの装置検査は、後述する届出がされているメーカーが販売するものに限定されており、一見わかりづらいのですが運転代行用として販売されているメーターはこの装置検査を受けられないものが通常です。

ポイント

タクシーメーターは装置検査を毎年受ける必要がある。運転代行用のメーターは装置検査が受けられないので結果として介護タクシーには使用不可。

 

介護タクシーメーターを販売しているメーカー

介護タクシーに用いることができるメーターは、計量法に基づく特定計量器の届出がなされているメーカーが販売するものに限定されます。

令和4年12月現在においては全国で見ても17社しか存在しておらず、かなり少ない印象です。

これに対し、運転代行用のメーターを販売している業者はそれなりの数があるようですから、誤ったものを購入してしまうことにも頷けます。

一般的にタクシー用メーターはインターネットにより単純な販売はしていませんから、最寄りの販売代理店に連絡し購入するようにしてください。

ポイント

特定計量器の届出がされているタクシーメーター販売店にて購入しよう。

 

タクシーメーターの装置検査を受ける場所や費用

タクシーメーターの装置検査は原則として各都道府県にて設置されている計量検定所にて実施されています。

しかし、計量検定所は概ね1ヶ所ずつの設定となっており、営業所を構える位置によっては毎年の受検が非常に負担となってしまう場合や、週に数回や月に数回程度しか実施されていない場所もあるようです。

但し、このほかにも認定を受けた出張計量所なども存在するようですので、この辺りはメーターを購入する際に利用した販売代理店などと相談し、毎年適切に受検してください。

尚、装置検査に要する費用は数百円程度が多いようですが、メーター業者などにて行う設定費用はメーター業者毎に異なるようです。

ポイント

装置検査が計量検定所にて受験するが出張機関もあるようなのでメーター業者などと相談して毎年受検しよう!

 

タクシーメーターは運転代行用と比較しても高額

これまでの説明のとおり、タクシーメーターは装置検査を受けなくてはなりませんので精度は抜群です。

これ故、購入や設置するための費用は1台当たりでも10万円~15万円程度の見積額を目にする機会が多いです。

1台当たりですから複数台を最初から設定するとなるとそれなりの金額ともなります。

また、車種により設置方法が異なる場合があるようで、設置に用いる工具や部品、ETCとの連動設定などによっても費用は異なっているようです。

ポイント

1台あたり10万円~15万円程度がタクシーメーターの相場。車種などにより多少の変動があることは覚えておこう。

 

既に代行用メーターを使用してしまっている場合

もしかすると、既に運転代行用のメーターを使用し開業してしまっている介護タクシー事業者の方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあってはならないことです。

実際にメーターに関する知識が乏しくネットで購入したメーターを取り付けて開業してしまっている方がいらっしゃると聞いたことがありますが、この場合、装置検査を受けていないことは勿論でしょうし、未だにこのことをご存じないと考えられますので、直ぐに営業を中止し喫緊の対応を行ってください。

仮に巡回指導などが実施された際には極めて重いペナルティーを受けることとなりますので覚悟しましょう。

 

タクシーメーターの正規代理店をご紹介します

全国的に営業所の数が少ないタクシーメーター店ですから、自分で調べて対応の良いメーター店を探すのは簡単ではありません。

また、介護タクシー許可を取得するためにはメーターの見積書を添付しなくてはなりませんが、一見さんについては断られてしまうこともあるようです。

そこで、私たちの開業サポートをご利用いただく方については、しっかりと対応をしていただけるメーター販売店をご紹介しております。

装置検査は毎年の受検が必須ですから、対応が雑なメーター店ではなく頼れるメーター店と長く付き合っていただきたいものです。

安心してご利用ください。

 

介護タクシー開業サポート

 

 

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